放射性標識化合物の合成
ファーマロンの英国Cardiffサイトは2010年春から稼働している世界最大級の放射性標識化合物の合成に特化した施設です。
1940年設立の世界でも有名なアマシャムが受託合成を始めて以降、GEヘルスケア、Quotient Bioresearchと変遷しながらも歴史を引継ぎ、数多くの実績を重ねています。
14C標識化合物の合成 |
これまでに70,000を超える14C標識化合物の合成経験があります。自社で14C原料中間体を合成するため様々な合成ルートや複数の標識位置に対応可能です。 実績化合物:芳香族、ヘテロ環、キラル化合物、ポリマー、ペプチド、タンパク質(培養もしくはRadio-Tag)、核酸、揮発性化合物、複合体 など |
14C標識化合物の分析 |
品質分析(QC)の基本項目:
その他に下記分析に対応可能です。
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3H標識化合物の合成 |
これまでに20,000を超える化合物をトリチウム標識した実績があります。 多くの有機化合物はトリチウムで標識できる可能性があります。ご相談下さい。 実績化合物:芳香族、ヘテロ環、キラル化合物、ステロイド、ペプチド、タンパク質、核酸、抗体医薬複合体 など |
その他サービス |
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見積りから納品まで
お見積り依頼の際には次の情報をお教え下さい。
- 化合物名
- 構造式および標識核種、標識位置
- 異性体の有無
- 必要な放射能量〔MBq, mCi〕
- 比放射能〔単位例:MBq/mmol, mCi/mmol, MBq/mg〕
- 放射化学純度(必要に応じて化学純度・光学純度も)
- 最終体の形状(固体、溶液)*溶液の場合は溶媒と希望放射能濃度〔MBq/mL〕
- 出荷時の小分け
- 合成方法、参考文献
- 分析条件(HPLC、TLC)
- 納品先(国内、海外)
- 報告書、計画書の要否(合成方法をご提示いただいた場合のみ作成可)
過去にアマシャム、GEヘルスケア、Quotient Bioresearchが合成した標識体の記録を継承しています。合成時期やコード番号をお知らせいただければ記録をお調べ致します。
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